Rip.DProfile&Blog

第22回

面倒の正体は「調べる・考える・作る・仕上げる」の4つ——AIにどこを任せるかの考え方

芳村裕太 · LLC Rip.D

  • 営業マネージャー
  • AI
  • 業務効率化

地方中小企業の AI 導入・活用支援をしているLLC Rip.D(リップ)代表の芳村です。
このブログは営業チームのマネージャー・経営者さまに向けて書いています。
営業領域20年超の現場経験とプロのエンジニアのもとで学んだ AI に関する専門的な知見を融合して、事業活動のお役に立つ情報を「現場の言葉」でわかりやすくお伝えしています。

毎週の営業報告書、「面倒だな」と思いながら作成する。書き終えて見返すと、結局いつも同じような文面になっている。

AIを使ってみようと思い立ち、「面倒だから、とりあえず全部任せてみよう」と丸投げしてみる。ところが出てきたのは、なんだか的外れな報告書。「結局、自分で書き直したほうが早かった」——そんな結果になってしまいます。

「面倒だから全部任せたのに、これじゃ意味がない」。そう感じたとき、実は見落としていることがあります。

この記事でわかること

  • 「なんとなく面倒」で止まっていると起きること
  • 面倒を4つに分けると、任せる場所が見えてくる
  • 「調べる・考える・作る」は任せていい、「仕上げる」は残す

「なんとなく面倒」で止まっていませんか?

結論からお伝えします。「面倒」を漠然としたまま扱うと、AIに何を任せればいいかも漠然としてしまいます。面倒の中身を分解すれば、任せる場所が具体的に見えてきます。

面倒を4つに分けると、任せる場所が見えてくる

「面倒」は、次の4つに分けることができます。調べる・考える・作る・仕上げるです。

同じ「レポート作成が面倒」という一言でも、人によって正体は違います。取引先とのやり取りを見返して情報を集めるのが面倒な人もいれば、何をどう書くか考えるのが面倒な人もいます。作業そのものよりも、最後に読み返して整える作業がしんどいという人もいるでしょう。

自分の「面倒」がこの4つのうちどれに当たるのかを具体的に特定することが、AIに何を任せるべきかを判断する出発点になります。

「調べる・考える・作る」は任せていい、「仕上げる」は残す

このうち、調べる・考える・作るの3つは、AIが得意な領域です。情報を集めて整理することも、何を書くべきか壁打ち相手になってもらうことも、たたき台を作ることも、AIに任せて構いません。

一方で、仕上げる——本当にこれで伝わるか、意図がずれていないかを確認する作業だけは、人間の仕事として残ります。ここまでを丸ごとAIに任せてしまうと、期待外れの結果につながりやすくなります。

今日から始める小さな一歩

今、一番面倒だと感じている仕事を1つ選んでみてください。

そして、「調べる・考える・作る・仕上げる」のどれが一番しんどいのかを、言葉にしてみてください。それだけで、AIに何を任せればいいかが、ぐっと具体的になります。

まとめ

「面倒」を漠然としたまま任せると、期待外れの結果になりがちです。

面倒は4つに分けられる——調べる・考える・作るはAIに任せられるが、仕上げるだけは自分の仕事として残る——これが今日の takeaway です。

営業現場の“面倒な作業”について
自動化できるか一緒に考えてみる

一社一社に向き合うため
\毎月3社限定でお受けしています/

60分無料相談を申し込む